スカウト狙うも 石出奈々子が語るAD時代「下着を裏返し」
今はADを休ませないといけない決まりだけど、当時は休みもなく、実家に帰る時間もない。会社で仮眠をとって朝という生活。トイレで10分寝たりエレベーターの前でちょっと目を閉じて少し休むとかしてましたよ。
食事はロケの時に弁当を食べられますけど、ふだんは自腹。毎食に500円かけてたら1日で1500円かかる。給料が安いのにそんなに使えないから、「スイートブール」っていう丸くてでかい100円のパンを持ち歩き、1日3回に分けて食べてました。あと「チョコチップスティック」っていう棒状のパンが何本も入ってるので1日もたせるとか。パンは持ち運べるから便利でした(笑い)。
■下着のリバーシブルにして履くのは“あるあるネタ”
特番を抱えてた1カ月間はお風呂も3回だけしか入れなかった。それも漫画喫茶のシャワーを浴びに行っただけ。髪はベタベタで不潔なまま。精神的にも一番追い詰められましたね。
会社に置いてある着替えもストックがなくなる。下着を買うとお金がなくなるので、リバーシブルにしてはいたりして。裏返しではくと股の部分が風に当たって乾く。これって、“ADあるあるネタ”なんですよ。