鈴本演芸場事件 「あたしの家を出たその足で移籍の相談」
都内の寄席は落語協会と落語芸術協会が10日ごとに交互で興行する習わしだ。ところが昭和59(1984)年、鈴本演芸場の席亭から「両協会の観客動員に開きがありすぎるので、芸協の興行に限り、てこ入れ策として半数は落語協会の落語家を出す合同公演にしたい」との申し出があった。会長の米丸に…
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