安室奈美恵は拒否 「レコード大賞」本命に氷川きよし浮上
それぞれのファンを巻き込んでの争奪戦は話題性があり、いち早く「大賞最有力は乃木坂46」と報じた週刊誌もあった。いわば古参のAKB48を、新興勢力の筆頭である乃木坂46が倒すアイドルグループの新旧交代。実に分かりやすい構図だが、「秋元氏がそれを良しとしない。“下克上”は、あくまで話題を振りまく要素にしか過ぎない」(芸能プロ関係者)という。
前回の覇者で2冠をかけた西野カナ(28)、今年4大ドームツアーを成功させたAAAは「ともに時期尚早。デビュー20周年を迎えた三浦大知は、レコ大に強い影響力を持つ“芸能界のドン”に近い事務所の所属だけに忖度してノミネート止まりでしょう」(前出の芸能プロ関係者)。
とすると、残るは2候補。氷川きよし(40)の「男の絶唱」と、三山ひろし(37)の「男の流儀」だが――。
「実力、貢献度、セールスともに氷川のほうが優勢。消去法といったら聞こえが悪いですが、06年の『一剣』以来、氷川は大賞を受賞しておらず、そろそろといったムードが流れている。ただ、けん玉歌手として地位を確立した三山の線も残っており最後の最後まで分かりません」(前出の事情通)
12月30日の発表直前までギョーカイ関係者は気が抜けない日々を送る。