井上ひさしの傑作「きらめく星座」 排除の時代への抵抗
こまつ座「きらめく星座」
1985年初演の井上ひさしの音楽劇であり、きら星のごとき井上作品群の中で飛び抜けた傑作といっていい。演出は栗山民也。
舞台は1940年、浅草にある小さなレコード店「オデオン堂」。そこに暮らすのは店主の小笠原信吉(久保酎吉)と後妻のふじ(秋山菜津子)、長女のみさを(深谷美…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り904文字/全文1,044文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】