ブラピ&レオ初共演作に「大切なのは金だけ」と非難の声
■公開は事件から50年目
題材になったのは、1969年8月9日、映画監督ロマン・ポランスキーの妻で女優のシャロン・テートら5人がハリウッドの自宅で惨殺された事件。シャロンが妊娠8カ月で、26歳の若さでナイフでめった刺しにされて惨殺されたこと、実行犯がチャールズ・マンソンのカルト集団のメンバーだったことで全米を震撼させた。
映画情報サイトが1日、米ソニー・ピクチャーズの話として報じたところによると、物語は、西部劇シリーズで人気を博したかつてのスター俳優クリフ・ブース(ブラピ)が長年チームを組んでいたスタントマンのリック・ダルトン(レオ)と共にハリウッドで再起を目指すが、リックの隣が事件現場となったポランスキーとシャロンの家。シャロンを再起に利用しようとした2人は事件に巻き込まれる……という内容だそうだ。
これまでブラピは「イングロリアス・バスターズ」、レオは「ジャンゴ 繋がれざる者」でタランティーノ作品に出演しているが、共演は初めてだ。
事件から50年目の2019年8月9日に公開予定というから、あざとい気もする。遺族にしてみれば「金のために利用している」と感じるのも無理はないか。