フジ三宅正治アナ 得意分野は切れ味鋭いが政局関連は緩い
診断結果は…【不可】
フジテレビ系「めざましテレビ」のMC三宅正治の肩書はアナウンス室専任部長。「管理職がなんで局の朝の看板情報番組を」と首をひねる向きもあろう。1985年の入局以来、三宅は中央競馬やプロ野球中継、「すぽると」などのスポーツ番組に一貫して関わってきた。12年4月から「めざまし」を担当するようになったのは、NHK出身の大塚範一が病気休養という緊急事態が発生したためだった。
この4月で7年目。10日は財務省近畿財務局が森友学園側にゴミ撤去に関する口裏合わせを依頼した問題での国会質疑VTR、朝刊各紙の報道内容を局アナが伝えた後、こうコメント。
「(文書の)改ざんだけではなく、口裏合わせまで(要請)していたとなると財務省のモラルはどうなっているのか。8億円の値引き(自体)も疑われる」とまっとうだが、安倍首相への言及がないのは“忖度(そんたく)”なのか。
同日の大きな話題はサッカー男子日本代表のハリルホジッチ監督の電撃解任。本番まで2カ月を切った段階での解任に「ハリルで大丈夫かとの意見や不安があるとの見方はかなり以前から言われていた。もっと早く解任しても良かったのでは」と言い切った。得意分野は切れ味が鋭い。