“永遠の一発屋”城みちるが語る活動復帰までのキツい道のり
■月に4、5回は老人ホームの慰問
今は広島を拠点に各地のステージを回ったり。老人ホームの慰問には1000カ所以上行っています。これは亡くなったオヤジとの約束でね。今も1カ月に4~5カ所は慰問してます。アイドル時代に付き合ってたサッコ(伊藤咲子)と同じ事務所になり、一緒にステージをやることもある。40年間の親友です。当時の話をネタに、2人でトークをするとお客さんも喜びます(笑い)。
還暦の今、自分のペースで仕事をやれてます。「新曲出しませんか」と言われる時もあるけど、「僕は『イルカにのった少年』で永遠の一発屋をキャッチコピーにしたいから」と冗談で断ってます。サッコのCDではちゃっかりデュエットしてますけど(笑い)。
(聞き手=松野大介)
▽本名・城谷晃太郎 1957年11月広島県出身。73年に「スター誕生!」(日本テレビ系)でチャンピオンになり、「イルカにのった少年」でデビュー。伊藤咲子とのデュエット曲「春風の二人」を収録した「恋する名曲娘」を4月25日に発売(伊藤咲子/カバーアルバム)。