カンヌ受賞の是枝氏 次回作が“オールフランス”体制の理由
次作が“オールフランス”体制になったのには理由があるという。
「映画文化の振興に熱心なフランスは製作のために国から助成金が出る。ただし、助成金はフランス人のキャストやスタッフの割合がある一定を超えないと出ないのです。といっても、カネを出したから内容にも口を出すようなヤボなお国柄ではありません」(映画ライター)
以前は製作費集めに四苦八苦していた是枝監督。これからはパルムドールの威光も十分。スポンサーやしがらみを気にすることなく、撮りたい作品が思う存分に撮れる環境が整ったようだ。