沢村一樹「絶対零度」は苦戦続くフジ月9の救世主になるか
実際、近年の沢村は乗りに乗っている。11年スタートの「DOCTORS~最強の名医」(テレビ朝日系)シリーズは今年放送のスペシャルも好調、ゲイ役に挑戦した「偽装の夫婦」(日本テレビ系)も最高14.7%の高視聴率を記録。その後も「ひよっこ」「西郷どん」(NHK)、「未解決の女 警視庁文書捜査官」(テレビ朝日系)などの好演で評価を高めて、今回の「絶対零度」でも深い闇を抱えるチームリーダー役を違和感なく演じている。
「沢村や前回から引き続き出演の横山裕(関ジャニ∞)以外にも、柄本時生、平田満、伊藤淳史など個性的な役者を揃え、初回から多くの伏線や謎をちりばめたストーリー展開。おまけに女刑事役の本田翼にはアクションシーンでスカートの中が全見えという“サービス演出”まで課した。制作陣の意気込みも伝わってくる」(テレビ誌記者)
とはいえ、第2話では9.6%と一歩後退。再び盛り返すのか、このままズルズルと下がるのか、本日放送の第3話がポイントとなる。