有吉弘行のMCは“カメレオン” 楽屋の姿もリポーター明かす

公開日: 更新日:

 2日、都内で行われたアマゾンプライムビデオの「有吉弘行の脱ぬるま湯大作戦」の発表会に、有吉弘行(44)、カンニング竹山(47)、山崎弘也(42)が登壇。お笑いの黄金期を彷彿とさせる壮大なセットと体を張った番組内容について語った。

 パンツ1枚で体を張るバラエティーは10年ぶりだという有吉は「もともとはダチョウ倶楽部の弟子でしたが……ダチョウを改めて尊敬しました。大変な仕事で、なるべく避けていきたいと改めて思いました」と笑いの中に本心を込めつつ感想を述べた。

■ダチョウ倶楽部も鼻高々?

 有吉は今やテレビ・ラジオのレギュラー12本の超売れっ子MC。年収は5億円ともいわれている。山崎、竹山らと同じ“ひな壇芸人”出身ながら100馬身以上もリードできた理由はどこにあるのか。芸能リポーターの川内天子氏がこう言う。

「毒舌で再ブレークしたのは周知のとおりですが、その裏では楽屋まわりでの気遣い、腰の低さが有名でした。毒舌がテレビでウケるし、他の出演者からも嫌われないことが信用になり、MCへと階段を上っていったのです。しかも番組ごとにスタイルを変える“カメレオンMC”。「有吉反省会」では毒舌メインだったり、「マツコ&有吉 かりそめ天国」でマツコ・デラックスさんと共演すればフォローに回ったり、進行役に徹したりと立ち回り方が全て異なるので飽きられないのです。彼の器用さをマネできる人はなかなかいません」

 青は藍より出でて藍より青し。体を張り続けるのはダチョウ倶楽部の方だが、有吉の活躍には鼻高々だろう。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  4. 4

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  5. 5

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  1. 6

    芸能界を去った中居正広氏と同じく白髪姿の小沢一敬…女性タレントが明かした近況

  2. 7

    元フジ中野美奈子アナがテレビ出演で話題…"中居熱愛"イメージ払拭と政界進出の可能性

  3. 8

    中居正広氏、石橋貴明に続く“セクハラ常習者”は戦々恐々 フジテレビ問題が日本版#MeToo運動へ

  4. 9

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  5. 10

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  4. 4

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  5. 5

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    下半身醜聞の川﨑春花に新展開! 突然の復帰発表に《メジャー予選会出場への打算》と痛烈パンチ

  3. 8

    モー娘。「裏アカ」内紛劇でアイドルビジネスの限界露呈か…デジタルネイティブ世代を管理する難しさ

  4. 9

    伸び悩む巨人若手の尻に火をつける“劇薬”の効能…秋広優人は「停滞」、浅野翔吾は「元気なし」

  5. 10

    小松菜奈&見上愛「区別がつかない説」についに終止符!2人の違いは鼻ピアスだった