初回6%惨敗でも…有村架純「中学聖日記」に滲むTBSの自信
生徒役に"ジャニタレ"を起用していたら、もうちょっと数字を上乗せできたかもしれないというのだが、「それはむしろTBSの自信の表れでしょう」と、前出の亀井氏はこう言う。
「主演した朝ドラの続編『ひよっこ2』(NHK=19年3月)も決まった有村ですが、民放の連ドラでは数字が取れていません。その有村を主演にして、さらに主要キャストも実績のない俳優。テーマも、視聴者の反感を買う可能性が高い。それをあえて、という姿勢が、キャストありきの他のドラマとの差別化になっています。吉田羊、夏川結衣、夏木マリなど"脇"の個性と演出で、どれだけ盛り上げていけるのか。もうしばらく見守りたいですね」
高視聴率の"ぎぼむす"の余韻を一気に消し去る"6%ショック"で船出した「中学聖日記」。初回のラストで「先生が好きだ!」と19歳の岡田が演じる中3からまっすぐに告白された有村"聖ちゃん"は、どう受け止めるのか?