寺島進「駐在刑事」が好発進 悪役から連ドラの看板俳優へ

公開日: 更新日:

 寺島といえば、ビートたけしの独立騒動で話題になったオフィス北野所属。ほとんどのスタッフが退社する中、安易に事務所を移籍せず、恩返ししようとする姿勢が、義理人情に厚い男として評価され、株を上げた。17年には人気ドラマ「バイプレイヤーズ」(テレビ東京系)でも、短気だが寂しがり屋の小心者の悪役俳優として出演し、好感度を上げていた。

「義理堅いというのは裏を返せば頑固だということ。たけしが“十分に義理は果たしたからな”と背中を押したことで、11月いっぱいでオフィス北野を離れて、谷原章介などが所属するジャパン・ミュージックエンターテインメントへ移籍しますが、たけしが何も言わなければオフィス北野に残ったはずです」(芸能マネジャー)

 12月からは事務所の移籍でマネジメントなど仕事環境が改善されるのは間違いない。それだけに、「駐在刑事」が初回の勢いを落とさず、2桁前後の視聴率を維持したら、連ドラとしてシリーズ化も視野に入るだろう。悪役俳優から連ドラの看板俳優に大出世だ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動