寺島進「駐在刑事」が好発進 悪役から連ドラの看板俳優へ
寺島進(54)の地上波連続ドラマ初主演作「駐在刑事」の初回視聴率が10.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好発進した。放送するテレビ東京では「快挙」と大騒ぎになっている。
というのも、テレビ東京の連ドラで2桁スタートを記録したのは、2015年10月期の「釣りバカ日誌~新入社員 浜崎伝助」以来3年ぶり。同じ金曜8時枠の前作、小泉孝太郎主演ドラマ「警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室」は3シーズン目の人気シリーズだが、過去3作で8.8%が最高だった。
14年に2時間ドラマとしてスタートした「駐在刑事」は、取り調べ中に容疑者が自殺したことで、警視庁捜査1課のエリートだったが青梅署の駐在所に左遷された警察官が主人公のシリーズ。年に1回程度のペースで、これまで5回単発ドラマとして放映されてきた。
「2時間ドラマのシリーズが連ドラ化されるというのは、この世界では“昇格”。制作発表でも寺島は気合が入りまくりで、『子供から高齢者までわかりやすいドラマを』『日本一美しい連ドラにする』と話していた。撮影現場でも、共演者に“(演技で遠慮せずに)もっと来い!”とハッパをかけたり、撮影後にホテルの大浴場で“裸の付き合い”をしたりと、座長としての意識も高かった。本人としても“このドラマはいける!”という手応えがあったのでしょう」(テレビ誌ライター)