バーニングプロ息子が世襲否定…どうなる“芸能界ドン”の座
大手芸能プロも後継者選びで揺れているのか――。「芸能界のドン」といわれる周防郁雄氏(77)が社長を務めるバーニングプロで、周防氏の後を継ぐとみられた長男・彰悟氏(43)のこんなコメントが週刊文春に掲載されて話題だ。
「僕はそんな器じゃない。バーニングプロダクションは周防郁雄一代限りのもの。僕が後を継ぐなんて話はないし、父も最後までやり遂げると言っている」
タレントの杉原杏璃(36)がこのほど結婚を発表。「音楽出版社社長」と紹介された相手が実はこの彰悟氏。同誌が結婚と今後について直撃したところ、自らの後継説について明確に否定したというのだ。
「彰悟氏をめぐっては、同社の法人登記簿に記載された『役員の事項』の取締役のひとりだったのですが、昨年2月28日をもって『辞任』したと報じられた。この頃から後継者はどうなっているのか? と噂になっていたが、今回はっきりと世襲の可能性はないと本人が明言した」(マスコミ関係者)
彰悟氏が社長を務める「音楽出版」とは、バーニングの関連会社「バーニングパブリッシャーズ」のこと。アーティストの楽曲の作詞・作曲者の権利を預かり、管理するなどし、音楽出版ビジネスを日本の芸能界に定着させたことで知られる。決して小さなポジションではないが、音楽プロデューサーでもある彰悟氏が後継を外れたとすれば、その裏に何があるのか。