一流の俳優になるためには“他ジャンル”への挑戦が不可欠
来年の話をすると鬼が笑うとは言いますが、劇場版「コンフィデンスマンJP」の公開日が来年5月17日に決定しました! 映画事業部の方からは事前に「覚悟しておいてください(笑顔)」と言われている以上、相当いろいろやらされるんでしょうね。はい、低コストハイパフォーマンスが売りの小手伸也です。皆さん見に来てね!
そのコンフィデンスマンで共演させていただいた東出昌大くんと長澤まさみさんが舞台をやるというので、先日見に行ってまいりました。東出くんの「豊饒の海」はバリバリ純文学の三島由紀夫作品。長澤さんの「メタルマクベス」は古典の皮をかぶったガッツリエンターテインメント。「舞台に関してはコヒさんや小手さんの方が……」となぜか僕を小日向さんとまとめて先輩扱いしてくるお2人なんですが、そもそも謙遜の意味すら不明なほど、それはもうお2人とも物凄くステキな舞台俳優でした。
まぁ確かにお2人の想定する主戦場が、少なくとも「舞台」ではないからこその言葉(僕が先輩かはさておき)なんでしょうが、実際ひと言で「俳優」と言っても、細分化すれば、映画俳優、テレビ俳優、舞台俳優、アクション俳優、声優等々といろいろ分けることができ、かつそれぞれで必要とされる職能は全く違っていたりします。