「ヤヌスの鏡」主演杉浦幸さんは愛犬グッズの通販会社経営
そして同年12月から翌年4月まで放送されたテレビドラマ「ヤヌスの鏡」(フジテレビ系)のヒロインで女優デビュー。昼と夜の顔を持つ女子高生役が話題となり、86年1月に「悲しいな」で歌手デビュー。オリコン最高ランキング4位、累計15万枚超のセールスを記録するスマッシュヒットとなった。
その後もテレビドラマや、江口洋介の初主演作で織田裕二、清水美砂のデビュー作でもある映画「湘南爆走族」(87年)にも出演。アイドルとして多忙を極めた。
「当時はファンレターが段ボールで届きました。刑務所から『幸 命』と血で書かれた手紙を送られたことも。でも一番驚いたのが、私がはんこを押せばいいだけの婚姻届。しかも新居だという部屋のカギまで同封されていて、『◯月◯日に親も来るから会って欲しい』って。ゾーッとしたものです」
その後は、時代劇「風雲!江戸の夜明け」(89年、テレビ東京系)でヒロインを演じるなど、着物姿の娘役でしばしばテレビに登場。また90年代半ば以降はパチンコ番組のMCやリポーターとして活躍。“パチドル”と呼ばれたこともあった。