ジャニー氏死去で数々の噂 KinKi“解散秒読み”報道は本当か
7月9日、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長が、くも膜下出血のため死去した。12日に所属タレントが100人以上集合して家族葬が執り行われたが、これから別にお別れの会も設ける予定という。まだすべてが終わったわけでもないのに、事務所内の対立をにおわす報道があふれているのはなぜか――。
「ジャニー氏というカリスマを突然失ったわけですから、事務所が動揺するのは仕方ありません。だからといって、今報じられているような、ジャニー氏の姪の藤島ジュリー景子副社長と、タッキーこと滝沢秀明の対立の構図がすぐに生まれるとは考えにくい。ジュリー氏が新社長に就任するのは既定路線ですし、“後継者”とされるタッキーはジュニアと呼ばれるデビュー前の若手の育成やプロデュースする部門を任されたにすぎません」(芸能評論家の佐々木博之氏)
8月8日には総勢300人以上のジュニアが出演する東京ドーム公演が開催される。ジュニア単体の大規模ライブは19年ぶり。これをプロデュースする滝沢にジュリー氏といがみ合っている余裕はないのではないか。
ジャニー氏が亡くなった後、“KinKi Kids解散カウントダウン”と報じるメディアもあった。「ジャニーさんがいなくなったら事務所を出る」と堂本剛が周囲に漏らしていると「週刊文春」(7月4日号)が書いたことなどが根拠になっているようだ。