15歳の朝倉あきさんに芸能界入りを勧めた祖母との思い出
15歳の時に受けた東宝シンデレラオーディションをきっかけに芸能界入り。最近では「下町ロケット」「グランメゾン東京」「七つの会議」などテレビ、映画で活躍中の女優の朝倉あきさん(28)。芸能界入りを勧めてくれた祖母との思い出深い写真がこれだ。
◇ ◇ ◇
祖母と2人で後ろ向きで台所に立っている写真は18歳の時に出した写真集「朝顔」の未公開カット。祖母の得意な筑前煮を手伝っているところです。
NHKの連続ドラマ「とめはねっ!鈴里高校書道部」(2010年)で初主演するタイミングで写真集を作ることになり、ロケ地は両親の故郷で、私が生まれた福岡県朝倉市にしました。生まれてすぐに神奈川に引っ越したけど、自分の芸名にしたように、とても愛着のある町です。幼い頃からお盆とお正月は両親に連れられて、目いっぱい帰省していましたね。
祖母の家は戦国時代に築かれた秋月城跡から少し離れた田園の中にあって、小学生の頃は川遊びや探検ごっこ、たこ揚げ、それに、王女様になる「なりきりごっこ遊び」を地元の親戚の子どもたちとよくやりました。野猿みたいな活発な子だったので、小学生の頃は同級生の男の子をよく泣かせて先生に叱られたものです(笑い)。