平井堅とんだトバッチリ「4分間のマリーゴールド」低迷で
■2年連続で〈無駄づかい〉と…
「原作はキリエによる同名漫画。漫画だからあり得ない設定でもいいし、菜々緒が清楚なメークで意外な役を演じるのだって悪くない。リアルタイム視聴率を狙いにいかずに、面白いものを作ろうという姿勢は分かるのですが、視聴率も、ネット上の評価も得られていません。恋愛パート、救命パート、家族ドラマパートが噛み合わず、散漫なのが致命的です」と話すのは、テレビコラムニストの亀井徳明氏。
そのネット上の評価は〈菜々緒の役柄に無理がある〉や〈(共演の)横浜流星が目的で我慢して見る〉〈主題歌の平井堅の無駄づかい〉など、辛辣な意見が多い。前出の亀井氏が続ける。
「平井堅の無駄づかいといえば、昨年の今頃にフジテレビで放送し、平均6%台だった『黄昏流星群』もそう言われていました。ただ、『黄昏流星群』は作り手の意図が明確だったので、ツッコミを入れる楽しみがあった。一方『4分間――』は、主軸であるはずのラブストーリーよりホームドラマ部分の方が面白かったりする。軸がブレているのでネット上で盛り上がりづらいんです」