沢村一樹はポスト水谷豊?絶対零度は長期シリーズ化なるか

公開日: 更新日:

 そう期待するのは、テレビコラムニストの亀井徳明氏。そのカギを「沢村一樹が握っている」と、こう続ける。

「2000年代の2時間ドラマ『浅見光彦』シリーズ(TBS系)、直近の『グランメゾン東京』(同)での存在感、そしてこれまでのNHKの出演歴を見ても、リアルタイムの視聴率に直結する中高年層からの認知度は高い。テレビ朝日米倉涼子沢口靖子水谷豊のような存在になる可能性はあります」

 そういえば、水谷もかつて「浅見光彦」を演じていた。亀井氏は「事務所や本人の狙いは違うかもしれませんが」と笑うが、もうひとり、数字に貢献しそうな人物として、主要キャストから「本田翼」の名を挙げる。

「本田はネットではずっと演技力が酷評されていますが、それでも切れ目なく使われ続ける理由は必ずある。たとえば、ちょっとジャンルは違いますが、“深キョン”のように『動いている姿を見ていたい』という層は、本田にも確実にいます。それはきっと数字の下支えになる」(亀井徳明氏)

 日常がスタートするきょうも正月特番が並ぶ中で、連ドラの先陣を切る「絶対零度」。“月9の救世主”を証明し、長期シリーズ化への道を切り開くか。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動