松原タニシさん 北野誠と行った神社ロケ後の不思議な現象
霊に取り憑かれスマホの顔認証ができなくなった
そんなある日、誠さんがよく行かれる京都の神社の宮司の女性が誠さんに電話を入れ、「タニシ君は限界。もう取り憑かれるキャパシティー超えてるから連れてきなさい」と。
実はその2年前、誠さんに連れられてきた際、僕が事故物件に住んでたことは知らないのに、「あなたはたくさん取り憑かれて、霊を受け入れるキャパシティーがいっぱいだから」と。その頃はスマホで撮影される時に顔認証できなくなっていて。カーソルが顔を囲わず、膝など顔以外に行く。その話をしたら、「霊に自分の顔が負けちゃうのよ」と。おはらいしてもらって以来、顔認証ができるようになりました。
で、宮司さんは霊視で僕に憑いた霊がキャパいっぱいと分かったらしく誠さんに連絡を取り、僕はまた神社に行き、おはらいしてもらいました。「また霊がたまったらいらっしゃい」と(笑い)。
その写真の神社に行った時には霊が何かを訴えたくて、僕を呼んだ気がします。だから、僕は違う方の神社に行ったと。それがきっかけで吉良のことをさらに調べ、取り憑かれたことを仕事でしゃべり、多くの人に伝わることで霊が浄化されるのかなと。勝手な解釈ですけど。
取り憑かれても僕自身の体には何の変調もないから、続けていけるかもしれません。死者の霊はなぜ取り憑くのかを知りたいので、限界がくるまで心霊スポットに出掛けるつもりです!
(聞き手=松野大介)
▽本名=松原高志 1982年4月生まれ、兵庫県出身。2003年から芸人活動。著書に「事故物件怪談 恐い間取り」「異界探訪記 恐い旅」(ともに二見書房)。10万部のヒット作となった「事故物件怪談 恐い間取り」は、20年8月28日公開で映画化決定。