今後やりたいこと? 亡くなった女房ともう一度結婚したい

公開日: 更新日:

 長年連れ添った配偶者と死別し、一人になった高齢者、特に男性は老けこみやすいという話をよく聞く。寂しさ、虚無感が老いを加速させるのだろうか。

 みのもんたも2012年に妻・靖子さん(享年66)を皮膚がんで亡くした。

「まさか、僕より先に逝ってしまうとは思いもよりませんでした。真面目でつつましやかな女房でね。健康診断も定期的に受けていたのにね。ホクロががんになり、骨に転移していたんです。見つかってから1年も経たずに逝ってしまいました」

 立教大学の放送研究会で出会ってから50年近い人生を共にしてきた。家事育児はもちろん、自分の健康管理や衣装のスタイリングまで一手に担ってくれた妻は、かけがえのない存在だった。

「築地のがん研究センターに入院していました。『朝ズバ』『サタずば』の生放送が終わると、その日の新聞を持って、病院に通うのが日課でしたね。女房が晩飯を食べるのを見届けて、夜9時過ぎに『じゃ、帰るから』って。車でレインボーブリッジに差し掛かると、ちょうどがん研の建物が見えるんです。ああ、あそこの11階にいるんだなと。当時のことを今でも時々思い出します」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 2

    フジテレビ「第三者委員会報告」に中居正広氏は戦々恐々か…相手女性との“同意の有無”は?

  3. 3

    大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

  4. 4

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  5. 5

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  1. 6

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 7

    冬ドラマを彩った女優たち…広瀬すず「別格の美しさ」、吉岡里帆「ほほ笑みの女優」、小芝風花「ジャポニズム女優」

  3. 8

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 9

    やなせたかし氏が「アンパンマン」で残した“遺産400億円”の行方

  5. 10

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」