今度はローラに神田うの…芸能人“独立ラッシュ”裏の銭勘定
「独立するしないでネックとなるのは、昔も今もカネ」と、ある広告プロデューサーはこう言う。
「タレントのギャラには大きく給料制と歩合制があり、歩合制なら事務所が6でタレントが4であったり、7対3であったり、それぞれですが、だいたい売れてCM出演するようになったあたりで、タレントは不満を抱えるようになる。CMは収録などでの拘束時間が短い上、高額ギャラが入ってくるという売れっ子だけのボーナスみたいなものですが、それを何もしていない事務所がたくさん取っていくのは『中間搾取』にも見え、タレントは独立を考えだす。そのため事務所に支払われるギャラの総額は『絶対に言わない』が不文律になっていたのですが、それも変わってきて、タレントが動きだしたようにも見えます」
■セルフマネジメントの時代とはいえ
知名度と実力があれば、ユーチューブなどSNSでタレント自ら情報を発信し、セルフマネジメントしていける。テレビへの露出が減っても、ネットに活路を見いだせるようになり、これもタレントの退所・独立ラッシュを加速させているようだ。