YouTubeは手越、インスタは山P ジャニーズSNS下剋上の熾烈
ジャニーズ流出に“第3波”がやってきた。TOKIOの長瀬智也(41)が来年3月に退所。残る3人はジャニーズ事務所の中に関連会社「株式会社TOKIO」を設立する。今年すでに3月に中居正広(47)、6月に手越祐也(32)が退所。中居のようにグループ活動時と変わらず5本のレギュラー番組を堅持しているのはレアケースだったが、今後はますます開かれた世界になりそうだ。
そんな“辞めジャニ”にとって生命線になるツールはSNS。手越はYouTube公式チャンネルの初回に6月23日の退所会見をフル配信し、視聴回数は1000万回超えを記録。事務所や楽曲制作、打ち合わせルームを兼ねた280平米の自宅や4000万円の愛車を公開したり、アイドル時代にはありえなかったパーソナルな部分を次々と明かし話題に。初体験はNEWSデビューの翌年、16歳だったことまでぶっちゃけ、最近はアンチの声が増えてきたものの男性視聴者も多く、注目度は増すばかりである。
そもそも、元ジャニーズでSNS展開を成功させた第一人者は赤西仁(36)。14年の退所後はワーナーミュージックとの契約が残っていたが、すぐに自主レーベルを発足。アメリカや中国でコンサートを開く一方で、16年に俳優の山田孝之(36)と音楽ユニット「JINTAKA」(すでに解散)を結成、今年は元関ジャニ∞の錦戸亮(35)と共同プロジェクト「N/A」を立ち上げ、中国版ツイッター・ウェイボーのフォロワーは日本人ランキング8位、ジャニーズブランドからは唯一のベスト10入りである。