アリーナ規模も復活 ライブエンタメ“手探り”再開の課題
会場には独特の緊張感が
自粛が続いていたライブエンタメの幕がようやく開き始めた。
歌舞伎座、宝塚のほか、三谷幸喜はソーシャルディスタンス対応作品を制作し、先月23日に大阪で千秋楽を迎えた。ミュージシャンでは、「千本桜」の楽曲で有名な和楽器バンドが先月15、16日に横浜アリーナでライブを開催。アリーナ規模のライブは自粛後初。2週間後の31日にコロナ感染なく無事終了したことを公式ホームページで報告した。
同ライブは国内有料配信のほか、海外にも配信。ボーカルの鈴華ゆう子(年齢非公表)は当日まで観客を入れたライブを今行うことに対するSNSの意見が怖くて見られなかったことを明かしつつ「できるかわからないけど、発信し続ける」とコメント。「会場に独特の緊張感がありました。メンバーが打ち上げもせずに帰ると聞いて、一緒に行った人同士も話さず、真っすぐ家に帰ろうという気になった」(ライブを見たファン)という。