脱退者ゼロV6へのジャニーズ事務所の誇り 全面広告に掲載
今月4日、全国紙に目を引く全面広告が掲載された。23日に人気グループ・V6がリリースする新曲「It’s my life/PINEAPPLE」の告知で、キャッチコピーは〈勤続25年の男たちの掌。〉。1995年の9月4日にデビューしたグループの25周年を祝って、コロナ禍で会えないメンバーたちと“新聞ごしにハイタッチ”を呼びかける内容だった。
しかし、音楽不況もささやかれる中、やや大盤振る舞いの感じもする。全国紙に全面広告を打つと最低でも数百万円かかる。もはやV6の名前を知らない人はいないし、今さらそこまで宣伝に大金を投じる必要性があるのか。
「広告を出稿したのは新曲を出すエイベックスでしたが、ジャニーズ事務所としてもV6の25周年は盛大に祝いたいのでしょう。何といってもV6は、ジャニーズにおいて脱退者ゼロの稀有なグループですからね。ただ、コロナ禍で25周年コンサートの開催は難しい。事務所はせめて全面広告を打つことで、これまでの彼らの功績に報いたいと考えたのかもしれません」(芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄氏)