脱退者ゼロV6へのジャニーズ事務所の誇り 全面広告に掲載
確かにこの数年間で、関ジャニ∞は渋谷すばる(38)、錦戸亮(35)が脱退し、TOKIOも山口達也(48)がスキャンダルで抜けた。長瀬智也(41)も来年3月で事務所を辞める。
一方、V6は坂本昌行(49)、長野博(47)、井ノ原快彦(44)、森田剛(41)、三宅健(41)、岡田准一(39)の6人が1人も欠けることなく25周年を迎えた。
井ノ原は今年の「24時間テレビ」(日本テレビ系)でメインパーソナリティーを務めた。
岡田や森田も俳優として頭角を現し、メンバーがそれぞれ活躍している。
■「周年」ではなく「勤続」の意味
「今のジャニーズ事務所を大きくしたのは、とかく嵐とSMAPのおかげといわれます。この2グループの事務所への貢献度が高かったのは事実ですが、SMAPはすでに解散し、嵐はこれから活動休止に入ります。強固だった岩盤が揺らぎつつある中で、V6が全員そろって25周年を迎えられたことは事務所にとって大きな励みになっているはずです。それが『周年』ではなく『勤続』という広告の表現につながっているのでしょう。全面広告から事務所の喜びも伝わってきました」(芋澤貞雄氏)
今、売り出し中のKing&Princeも完全に軌道に乗ったとは言い難い。
後輩グループがしっかり成長するまで、V6が事務所の屋台骨として支えていくことになるのかもしれない。