松田聖子40周年で根性のフル回転…唯我独尊貫くエピソード
かつてフリフリの衣装でかわいこぶる「ぶりっ子」が聖子の代名詞であったが、実は男勝りの性格であることは時を経て、世間にも知られるようになった。
芸能ノンフィクションライター、石田伸也氏の著書「1980年の松田聖子」には、歌を収録するスタジオでCBSソニーの担当ディレクターの指示に聖子が怒気をはらみ、
「じゃあ若松さん、歌ってみてくださいよ」
などと、反発するエピソードが明らかにされているという。
「コンサート会場では、聖子さんが『沙也加で~す』と客席に座る沙也加さんにスポットライトを当てて、観客に紹介するお決まりの場面がありました。それがビビビ再婚した歯科医の男性にかわり、『Hさ~ん』とやられるようになり、私たち観客も『Hさ~ん』と呼びかけ、聖子さんにならって手を振ったものですが、そのHさんとも離婚され、どうするんだろうって皆思っていたところ、モト冬樹さんが登場された。『冬樹さ~ん』と呼び掛ける聖子さんに唱和しつつ、苦笑も広がり、『誰でもいいのか』って声もありましたけど、そんなところも、ファンには良く見えてしまうんです」と、聖子ファンのマスコミ関係者は言うのだ。
80年代アイドルの筆頭格にして、いまも話題をふりまく松田聖子。その再始動にも要注目か。