「噂の!東京マガジン」来年3月終了へ 視聴者の若返り優先
32年の歴史に幕だ。TBS系日曜昼の情報バラエティー「噂の!東京マガジン」が、来年3月で終了する。スポニチが10日報じた。同番組は1989年10月に放送開始。終了決断の理由は「視聴者層の若返り」のようだ。
TBSの番組編成は、スポンサー商品の購買意欲の高いファミリー層や若者など13~59歳が対象の「コア視聴率」を最重視。長寿番組ほど視聴者も高齢化し、若者を取り込めないと改編対象にならざるを得ない。
8日放送の同番組の世帯視聴率は8・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好調だが、コロナ禍による民放各局の広告収入の大幅減も影響し、視聴者層の若返りを優先。またひとつ、高齢者が安心して楽しめる番組が消えてしまう。