岡本椛里さん 元パリダカ女優の壮絶人生…2度のがん、倒産
それだけではない。10月8日には女性トリオ「RAPURE(ラプレ)」名義でハワイアンアルバム「O’ahu(オアフ)」をリリースしたばかり。
「ハワイアンならではの穏やかなヒーリング曲が全11曲。木陰の風が頬をなでるように気持ち良くお聴きいただけたらうれしいですね」
さて、岡本さんは、松田優作主演で映画賞を総なめにした「家族ゲーム」(83年)に出演してブレーク。「夕やけニャンニャン」(フジテレビ系)などのバラエティー番組にもレギュラーを持ち、その一方、22歳でレーシングドライバーとしてデビュー。多忙を極めた。
だが、人気絶頂だった24歳の時に子宮頚がんが発覚。比較的軽度だったため大事には至らず、その後も世界三大耐久レースのひとつ「スパ・フランコルシャン24時間レース」に8年連続、「パリ・ダカールラリー」に3年連続で出場するなど、トップレーサーとして話題となった。
「ところが31歳の時に子宮頚がんが再発。レースも芸能界からも足を洗い、健康のためにヨガを始めてインストラクターの資格も取ったのです」