ジャニーズ大みそかネット重視の戦略と商魂 紅白眼中なし
オンラインで応援用グッズを販売
制作関係者はこう言う。
「ジャニーズはゆくゆくは専用のオンラインライブスタジオをつくったりするのでは?嵐の大みそかは東京ドームらしいけど、専用スタジオをつくってしまえば、もうどこそこの会場を押さえるという手間すら省くことができますからね」
通常のコンサートの場合、グッズ販売でもジャニーズは大きな収益をあげてきた。嵐であれば、チケット代のほかファンはグッズを2万~3万円分買っていく光景がどの会場でも見られたというが、オンラインライブがメインとなればグッズは売れなくなり、収益ダウン……と思ったら、とんでもない。
ジャニーズのサイトには「嵐のラストライブグッズ販売開始!売り切れはありません!」などとあり、パンフレット2200円のほか、マスク1800円、プチエコバッグ1000円、ジップバッグ(5色セット)1500円といった商品がずらり。オンラインだろうと、家で700円のうちわを振って、応援するよう、ファンに勧めているわけだ。もはや紅白は眼中になし。新しい生活様式ならぬ新しいシノギとして、オンラインビジネスを確立させようとしているジャニーズの商魂、恐るべし。