著者のコラム一覧
ダンカンお笑いタレント・俳優・放送作家・脚本家

本名・飯塚実。1959年、埼玉県毛呂山町生まれ。落語家を目指し立川談志に弟子入り。「立川談かん」として活動した後、たけし軍団入り。お笑いタレント、俳優、放送作家、脚本家と多才で、現在はTAPの専務取締役。

「雲黒斎」のせいで納骨拒否 死んでも生き続けた談志師匠

公開日: 更新日:

 奇跡的に立川談志の弟子になった俺は談洲、談六の2人の兄さんと修業(?)の日々を送っていたのだが、今回は時間をそこから30年近くグイ~ンと飛び越えて、師匠との別れの日のことを述べようと思う……。

 というのも今年も11月21日の師匠の命日がやってきたのだ。いくら不肖の弟子の俺であっても人生の恩人を偲ぶ心は持ち合わせているのだ……。

 2011年11月21日に死去した師匠は最後の最後まで迷惑千万なワガママな人で、実は亡くなってから約1年もの間、生き続けたのである。

 いや、いくら師匠でもゾンビじゃないんだから生き続けたというか……正確には生前、師匠が決めていたある厄介なことから納骨を受け入れてくれるお寺が見つかるまでに約1年がかかり、文京区のある寺にやっと安らかな眠りについたのは2012年の12月2日であったのだ。

 その納骨拒否というのが、「ホンマにアホかいな~!」と関西弁が聞こえてきそうな(でも、そーいう師匠が大好きだしくだらなくても大切なことだと俺は思う)戒名を生前自ら決めていて、それが「立川雲黒斎家元勝手居士」だったもんだから、そりゃそーでしょう! 

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    悠仁さま「学校選抜型推薦」合格発表は早ければ12月に…本命は東大か筑波大か、それとも?

  2. 7

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 8

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 9

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議