NiziUピーク過ぎた?“本デビュー”曲振るわず早くも正念場
■仲良しグループのままでは勝てない
「TWICEを生んだJYPブランドというより、乃木坂46のソニーミュージックがつくった“坂道グループのK-POPチーム”という印象。良くも悪くも上品で、K-POPグループほどの実力があるかというと難しい。自粛生活でオーディション番組に視聴者が夢中になり、縄跳びダンスがウケた、という追い風も大きかったけれど、プレデビュー後、スキルアップが見られなかったのが再生回数に表れたのでは。K-POP業界ではプレデビューまでが視聴者の関心のピークだったとみています。韓国では1年に1000グループが誕生し、下積み10年なんてザラですから、歌唱力、ダンスなど相当の実力がなければメジャーになれません。韓国でNiziUの知名度がないという報道もありましたが、要因に実力差はあると思います。韓国の練習生は、格差社会の中でチャンスを逃すまいと寝ずに宣伝活動もし、必死でスキルを磨く。NiziUは乃木坂と同じである意味ハングリーでなく、メンバーが仲良しなところが日本のティーンに受け入れられてもいるのですが、それでは勝てない」
紅白出場が思い出づくりにならないよう、奮起に期待だ。