伊藤健太郎は不起訴に 気になる「口止め料込み」の示談金額

公開日: 更新日:

 不起訴になったとはいえ、イバラの道は続く。昨年10月にひき逃げなどの容疑で逮捕された俳優の伊藤健太郎(23)。

 東京地検は25日、過失運転致傷は被害者と示談が成立したことなどから起訴猶予、ひき逃げは嫌疑不十分として不起訴としたが、ネット上は〈すごい額が動いていそう〉〈お金があったら示談で不起訴にできるんだ〉などと炎上している。

 芸能人のひき逃げといえば、思い出されるのが2018年9月、飲酒運転で2人をひき逃げして逮捕された元「モーニング娘。」の吉澤ひとみさん(35=同月引退)だろう。被害者2人と示談は成立していたが、悪質性が高いとして、東京地裁は同年11月、懲役2年、執行猶予5年を言い渡している。

「当時、払った示談金は2人で計4000万~6000万円などと一部で報じられました。芸能人の場合は、マスコミには口外しないという“口止め料”込みになるので、示談金も高額になりがちなのは確かですね」(法曹関係者)

 ひき逃げではないが、派遣型マッサージ店の女性従業員に乱暴したとして強制性交罪に問われ、昨年12月に懲役4年の東京高裁判決が確定した元俳優の新井浩文受刑者(42)は当初、示談金として1000万円を提示、その後2000万円に倍増したが、女性から拒否されていたことが分かっている。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松本人志「事実無根」から一転、提訴取り下げの背景…黒塗りされた“大物タレント”を守るため?

  2. 2

    島田洋七が松本人志復帰説を一蹴…「視聴者は笑えない」「“天才”と周囲が持ち上げすぎ」と苦言

  3. 3

    人気作の続編「民王R」「トラベルナース」が明暗を分けたワケ…テレ朝の“続編戦略”は1勝1敗

  4. 4

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  5. 5

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  1. 6

    松本人志が文春訴訟取り下げで失った「大切なもの」…焦点は復帰時期や謝罪会見ではない

  2. 7

    窪田正孝の人気を食っちゃった? NHK「宙わたる教室」金髪の小林虎之介が《心に刺さる》ファン増殖中

  3. 8

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  4. 9

    菊川怜が選んだのはトロフィーワイフより母親…離婚で玉の輿7年半にピリオド、芸能界に返り咲き

  5. 10

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇