<6>時には愛人、時には母親としてファンに語りかける
「おっちゃん、よう見えるか。こんなんでよかったら、じっくり見てな」
初代一条さゆりは舞台で、陰部を突き出しながら、客に声を掛けることが珍しくなかった。埼玉県出身でありながら、言葉はすっかり大阪弁だ。そのためファンの中には、一条を大阪出身と考えていた者も少なくなかった。
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