小室圭さん「国民感情にゼロ回答」でご結婚は前進するのか
8日に突如公表された秋篠宮家の長女、眞子さまとの婚約が内定している小室圭さんによる文書。小室さんの母、佳代さんと元婚約者の間で発生した金銭トラブルの経緯について説明したものだった。
今回、小室さんが公表した文書は、<これまで世の中に出回ってきた金銭トラブルと言われている事柄に関する誤った情報をできる範囲で訂正する>という目的を達成できたのか。
「一連の騒動についての説明は、留学している大学院が修了予定の5月以降といわれていましたが、思ったより早かったというのと、小室さんが帰国して会見を開き、自らの肉声で説明するのではなく、前回同様、文書での説明だったのが想定外でした」(皇室ジャーナリスト)
宮内庁の西村泰彦長官は、この文書について「非常に丁寧に説明されている印象だ」と答え、一連のトラブルの経緯についても「理解できた」と話した。これにより、昨年11月に秋篠宮さまが誕生日会見で示された「見える形」で説明がされたことで、延期が続いていた結婚が一歩前進した向きもある。
「28枚にもわたる詳細ではあるものの、非常にわかりづらい文書でした。一連の騒動における自らの正当性や、小室さん親子が受けたといういわれなき誹謗中傷について訴えてはいるものの、この件でお心を砕かれている天皇陛下や秋篠宮さまへのご配慮、お2人が最も気にされてきた国民感情に応えるものでは決してなかったというのが一般の評価ではないでしょうか」(前出・皇室ジャーナリスト)
納得し喜んでもらえる状況になったか
「<理解してくださる方が1人でもいらっしゃいましたら幸いです>という小室さんの言葉は、天皇陛下や秋篠宮さまが示された<多くの人が納得し喜んでもらえる状況>とは正反対のものと受け取られます。この文書は、秋篠宮さまが事前にお目通しされていないものと思われます」(前出・皇室ジャーナリスト)
小室さんが文書を公表した翌日、眞子さまも<文書を読まれていろいろな経緯があったことを理解してくださる方がいらっしゃればありがたい>と、小室さんと歩調を合わせるようにコメントをされた。
<令和2年(2020年)11月13日に公表された、眞子様が書いてくださった文書にもありますように、私と眞子様の気持ち、そして結婚に対する思いに変わりはありません>
延期になっていた結婚にいよいよ動き出す、という固い決意が感じとられる小室さんの文書だが、国民感情の悪化という火に油を注ぐ形になったと言えなくないだろう。
あとは、正式な結婚発表を待つのみか。