三遊亭円楽も悩む“終活”のモデル…潔くやめるのか、しがみつくか

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 落語家の三遊亭円楽(71)は2007年からプロデュースしている「博多・天神落語まつり」が11月で15回目を迎え、いつまで続けるか悩んだそうだ。スポーツ報知によると、そこで浮かんだのが師匠の5代目円楽さんと、「笑点」で長年親交を深めた桂歌丸さん。

「俺は2人の生きざまを見ているから。ウチの先代は潔くて、『金の取れる芸じゃない』ってポンッとやめちゃった。歌丸師匠みたいに、酸素を(ボンベからチューブで)吸いながら最後までしがみつく。俺はどっちなんだろうと思って」

 とし、「やめちゃうのは簡単。しがみつこうと思う」との決意を語っている。円楽は18年に肺がん、19年に脳腫瘍を発症、いまも「月にいっぺんの化学療法をしながら、再発、転移がないか確認している」という。

 いつまで今の仕事を続けるか、潔くやめるのか、老いさらばえてもしがみつくのか。中高年は終活のモデルのひとつとして、イメージしておきたいところだ。

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