韓流ヒットドラマ“生みの親”が手がける「潜入弁護人」主人公は若手No.1のユン・ギュンサン
ストーリーはざっとこんな流れだ。8歳の時に両親を交通事故で亡くして養護施設で育ったキ・ムヒョク(ユン・ギュンサン)は悔しさをバネに猛勉強の末、司法試験に合格。司法修習を主席で修了し、韓国有数のソンハ弁護士事務所に入った。そして、勝つためには犯罪スレスレの手段も辞さない豪腕で、芸能人や政治家のスキャンダルをもみ消し、財閥の離婚訴訟や財産分与などカネになる案件を扱うエース弁護士となった。
ある日、ムヒョクは事務所代表イ・ドジン(ユ・ソンジュ)から、女子高校生殺人未遂事件の弁護をするよう頼まれた。被害者は韓国で上位0.1%のエリートの子弟が通う超名門高校チョンミョン高校2年のチョン・スア(チョン・ダウン)。容疑者はスアの同級生キム・ハンス(チャン・ドンジュ)だ。
接見に赴いたムヒョクに対してハンスは最初から反抗的で、詳しい事情を話さないばかりか、法廷で懸命に弁護するムヒョクの胸ぐらをつかんで襲いかかる。そして、謎の人物の接見を受けたハンスはその夜、飛び降り自殺を図り、意識不明の重傷を負う。ムヒョクはハンスを自殺に追い込んだとして世間から非難され、事務所をクビになった上に弁護士資格まで剥奪されてしまう。