柏木由紀に続き須田亜香里も30代に突入「三十路アイドル」是か非か、気になるファン心理は?
しかしこうした“三十路アイドル”の存在は、アイドルファンの目にはどう映っているのか。アイドルといえば、10代の若くて可愛い女のコが中心で、30代といえば、さすがにとうが立ち過ぎのような気もするのだが……。“プロアイドルヲタク”を自任するアイドル評論家のブレーメン大島氏はこう解説する。
■握手会のエキスパート
「2人とも“握手会のエキスパート”であり、今でも圧倒的な人気があるので、現役を続けられている部分はあると思います。これが中途半端なコだと厳しいでしょう。アイドルファンは、ひとつのグループの中に複数の好きなコがいる人が多く、一番の“推し”が変わっても、以前の推しから完全に離れるわけではない。新しく入ってきた10代前半のコを応援しつつ、グループの看板として頑張っている2人のことも応援し続けているのだと思います。つまり根強いファンがいるということです」
大島氏は続ける。
「確かにグラビアアイドルの世界では高齢化は進んでいて、今どき、30代のグラドルは珍しくありません。ファンも同じく高齢化していますしね。しかし、グループアイドルの場合は、メンバーの新陳代謝もあるし、ファンも若い人が入ってくる。そんな中、2人がいつ卒業するのかということが何かと注目されます。しかし、“看板”がいなくなった時、グループは誰が引っ張っていくのかという問題もあるでしょう。個人的には、何年後なのか、何十年後なのか分かりませんが、グループが活動停止や解散をする最後の瞬間まで、記録に挑戦して欲しい」
このまま40代まで突っ走って欲しいと思うのがファン心理か。