小室眞子さんを「税金で生活しているくせに」とバッシングすることの間違いと怖さ
残念ながら、小室さんの米ニューヨーク州の司法試験は不合格だった。考えてみれば、小室バッシングというストレスの中での留学生活と司法試験だったのだから、あり得ないことではなかった。安心できる環境で、来年の再チャレンジを期待したい。
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これまで小室さんがチャラい男とかジゴロみたいに見られたおかげで、小室さんが受けるストレスも半端ではなかったはずだが、眞子さんも同様に追い詰められてきた。その一例が、皇籍離脱時にもらう一時金は元皇族としての品位を保つためなのに、「税金泥棒」と呼ばれ、果ては「税金で生活しているくせに」と、税金で維持される皇族には自由な生き方がないような言われ方をしてきた。要は、皇族は国民の言うことを聞けということだろう。
税金をもらったら国民の言うことを聞かなくちゃダメなら、公務員はみんなまともな結婚もできないことになる。現在、生活保護をもらっている人に対しても同じようなバッシングはあるが、根はまったく同じだ。