いしだ壱成“経済的理由”で妻に捨てられ3度目の離婚…「働きたいけど働けない」再起の難しさ
「40、50代の中高年でも転職需要はあるものの、それは大企業経験者など、ひと握りの人に限った話です。一方、現在に至るまで正規採用など就職の機会を得られずに来た40代の就職氷河期世代でスキルを身につけられなかった人は特に会社側のニーズが少なく、コロナ禍でより一層厳しい状況になっています。警備員や交通誘導、ビル清掃などの仕事は中高年にとって体力的に厳しいため、仮に職に就けたとしても継続が難しいでしょう。ひきこもっている人が生活保護の受給に至らないように、国や自治体が予算を組んで、採用した企業には補助金を出すような取り組みも行われています。しかし、応募に対して採用数が少なかったりと、根本的な問題解決には至っていない状況です」(人事ジャーナリスト・溝上憲文氏)
うつ病を患っていたりと本人が抱える病気もあるが、かつて成功し転落した中高年の芸能人が一般的な職業に就くことがいかに難しいことか。いしだの離婚が物語っているといえるだろう。