ジローラモさんが語る人生のターニングポイント「日本でのすべての人との出会い」
パンツェッタ・ジローラモさん(59歳/モデル、タレント、エッセイスト)
日刊ゲンダイ初登場、チョイ悪オヤジのキャラでテレビやモデルと長きにわたり活躍するパンツェッタ・ジローラモさん。人生を変えたその瞬間は、日本でのすべての出会い。ファッション雑誌で表紙モデルを務めた連続年数がギネスを達した瞬間を生んだのは人との出会い。人生で大切なのは人とのつながりだとアドバイスを交えて語ってくれた。
◇ ◇ ◇
人生を変えた最初のその瞬間は、個人的な話ですが、お父さんが亡くなった日。僕が10代の時期でした。「大人にならなきゃいけない」と感じて、それから人生が大きく変わったんです。何でも頑張ろうというパワーもすごく出ました。
僕は「人生のターニングポイント」はすべて人との出会いだと思っています。日本では人との出会いによって、いろんなことが変わっていきましたから。
日本に移住して、テレビに出始めたのは「NHK外国語講座 イタリア語会話」(NHK教育テレビ=当時)ですが、その番組オーディションを受けに行ったのも、ある人との出会いがきっかけでした。