桝太一アナが選んだ「パラレルワーク」という選択 日テレ退職でも局とウィンウィンの関係に
■昭和型オジサンの安住紳一郎とは対照的
対照的なのは桝がかねて「尊敬するアナウンサー」と口にしてきたTBSの安住紳一郎アナ(48)だろう。人気、実力ともに兼ね備え、ずっとフリー転身をささやかれていながら、なぜかサラリーマンを貫いている。公式プロフィルの好きな言葉に「私は会社のネコになりたい」と堂々と挙げているほど。
安住が「一つの会社に定年まで勤めたい」と考える昭和タイプのビジネスマンだとしたら、桝は「会社員の安定でも、お金でもない中でのパラレルワーク(メインの仕事を複数持つこと)を持ちたい」と考える令和型といえる。
どちらが今の時代に合ったタイプかは自明だが、桝の生き方を“イマドキ”と考えるか“ドライ”と捉えるかは生まれ育った時代にもよるのだろう。