日テレ久野静香アナ“結婚退社”で浮き彫りに…「アナウンサーは一生の仕事にあらず」
■地上波テレビに見切り続々
「背景には、配信におされて広告収入が激減している地上波テレビ局の将来性のなさも関係していると思います。この先、局にしがみついているよりも、早いところ、フリーや将来性のある他業種に転身してしまおうと考えてのことでしょう。それもあってか、人気の水卜アナにもまたもやフリー転身の噂が持ち上がっています」(前出の日テレ関係者)
状況は他局も同様。3月末にテレビ朝日を退社し、トヨタ自動車所属となった元「報道ステーション」の富川悠太アナ(45)。4月末に、わずか入社5年でフジテレビを退社し、古巣の芸能事務所に返り咲き、プロバスケットボール選手の渡辺雄太選手(27)との婚約を発表した久慈暁子アナ(27)ら、キー局のアナウンサーという立場を捨ててキャリア転身を図る例が最近は目立っている。女子アナ評論家の松本京也氏はこう話す。
「久野アナが、今後、家庭を中心にやっていくのか、地方在住のフリーアナとしてやっていくのかは不明ですが、元TBSの枡田絵理奈アナや元テレ朝の竹内由恵アナらが“地方在住のフリーアナ”に転身したものの、パッとしない。元キー局アナといえども、成功といえる例は決して多くないので成功できるかは微妙なところでしょう。しかし久野アナは、最終的に局アナとは別の道を選択したということですね。女優のようなルックスでアナウンス技術も高く、先輩の水卜アナがいなければ、看板アナになった可能性もありました」
入社時には数千倍といわれる倍率を勝ち抜いて掴んだキー局アナという立場も、しがみつくほどの価値はもはやないということだろう。