神代辰巳の遺作脚本「芋虫」(1)五感を大事にしていた宮崎監督と神代監督「触って気持ちいいを画にできる才能」
神代辰巳監督の幻に終わった企画に「芋虫」がある。これは江戸川乱歩の同名小説をベースに、泉鏡花の「河伯令嬢」と「瓜の涙」の要素も取り入れてひとつの物語にしたもので、神代監督と岸田理生が共同で脚本を書いている。映画は1981年12月にクランクインする予定だったが、諸事情によって製作…
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