誕生祝いに大好物の「すいかのコース料理」を堪能! 暑い夏にぴったり
とても面白い……素晴らしい人に出会った。五反田のフレンチ“ヌキテパ”の田辺年男シェフ。息子さんはソムリエ。私は大のすいか好きで、以前は新潟や神奈川の畑で栽培させてもらっていたこともあり、家でも年中、特にこの夏の時季はほぼ毎日すいかを食べている。
赤い果肉だけでなく、白いところもサラダにしたり、漬物にしたり、最近は大外の緑の皮も小さく切って煮込んでカレーにしたりなどいろいろやるが、なんと田辺シェフは「すいかのコース料理」を出しているのだ。
ステーキのように焼いたり、魚介と混ぜたり、リゾットにして塩焼きの鮎と合わせたり、時には搾ったり刻んだり凍らせたり煮込んだりして、この手があったのか!? 見てびっくり食べてびっくりのおいしさ。私より10歳年上。茨城県出身で小さな頃食べた茨城のすいかはとてもおいしかったそうだ。私も親戚がいたのでわかる。
大学時代は体操の五輪候補選手、卒業後はプロボクサーになり日本ランキング入り。凄い、が、そこからがまたまた凄い。一転、屋台のおでん屋さんになり、なぜかフレンチに進み、修業してフランスに渡って3つ星店で3年間。帰国後、現在に至る。面白過ぎる。「すいかのコース料理」は7月からだが、6月の私のお誕生祝いで作って下さり、バラの花束まで。感動。