ももクロ百田夏菜子の連ドラ初主演に賛否…発達障害のヒロインは“難役”すぎた?
「考察も、顔芸もないし、感動モノでもない。“発達障害”とは関係なく、どこの夫婦でもありそうな思いのすれ違いを描いているのは、イマドキの連ドラとしては冒険だと思うんです。そんなほのぼの夫婦を演じる百田さんと落合モトキさんに癒やされながら、自分や周囲についていろいろ考えさせられています」
確かにハラハラドキドキの展開はなく、“怪演”があるわけでもないので話題性には乏しいかもしれない。愛妻が発達障害であることを知った夫が戸惑いながらも寄り添う姿がほのぼのと描かれているだけだ。
「つい最近のフジテレビの連ドラ『ナンバMG5』第6話で赤いツナギ姿の“レディース”として、ももクロメンバー全員で出ていました。お笑い芸人の刑事役以上に、アイドルの不良役はどうしてもコントっぽく映ってしまうもので、それは仕方がないこと。『ナンバ』での百田さんは目線や手足の動きなど、細かい部分に気を配りながら頑張っていたと思いますね。意外と言ったら失礼かもしれませんが、発達障害の妻役も違和感なく演じています」(前出の亀井徳明氏)
百田は2016年のNHK朝ドラ「べっぴんさん」をはじめ、これまでそこそこ女優業もこなしてきている。昨年3月公開の尾上松也(37)主演映画「すくってごらん」では初のヒロイン役も務めた。