石田純一は豪邸売却で数千万円の利益! 仲間由紀恵、石田ゆり子…芸能界「不動産王」は?
不動産バブルが止まらない。都心のマンション価格は、2013年あたりから上昇を続け、この10年で約1.7倍になった。そこで最近、注目されているのが芸能人の「不動産錬金術」だ。先日、仲間由紀恵(42)が沖縄の軍用地売却で収益をあげていたことを「週刊新潮」が報じたが、発売中の「アサヒ芸能」によれば、仲間が1億円程度で購入した新都心の高層マンションは現在1億5000万円以上にハネ上がっているという。
同誌は石田ゆり子(52)や鈴木京香(54)の不動産投資も取り上げている。
もっとも、この10年間で都心のマンション価格全体が7割近く上昇しているわけだから、“含み益”が出ているのは仲間らだけではない。
例えば、08年に建設された8棟からなる渋谷区の大規模レジデンスがある。芸能人が多く住んでいることで知られているこちらのレジデンスは、新築当時に平均価格9500万円で販売が開始されたが、10年後の18年には1億3000万円で売り出されていた。それが現在では2億円を超えるともいわれる。つまり、ここの住民は、住み続けているだけで1億円近くの含み益を出したことになる。
「といっても、それはあくまで投資用マンションとして購入して売却で利益を確定させた場合の話です。買い替えとなると、仮に2億円の現金が手に入っても、それまでと同等のマンションに住み替えることは簡単ではありません。そのマンションだけではなく、東京全体のマンション相場が上がっているわけですから」(不動産会社社員)
石田純一は3億円豪邸から賃貸へ転居
一方で、きっちりと“利益確定”させた芸能人もいる。石田純一(68)は12年に3億円ともいわれる豪邸を建設し、それを昨年末に知人に3億円台後半で売却したという。
「数千万円の利益が出たことになりますが、その後、石田ファミリーは都心から少し離れた閑静な賃貸物件に転居しました。お嬢さんの学校の近隣に引っ越すのがその目的だと石田さんは語っていますが、そういうタイミングで自宅を売却し、いったん、賃貸で相場が落ち着くまで様子を見るという選択をしたのでしょう。とても賢明な選択だと思います」(芸能ライター・弘世一紀氏)
確かに、芸能人の「不動産錬金術」には興味をひかれるが、そのほとんどは“含み益”の話。きっちりと利益確定させた石田の取引例が最も参考になりそうだ。