乃木坂46与田祐希の連ドラ初主演作は「ガンダム世代」に刺さるのか?
初回を見たというテレビコラムニストの亀井徳明氏は「面白かったですよ。狙う層が分かりやすいし、その層にウケる可能性は十分あります」とこう続ける。
「主演の与田さんは、昨年ヒットしたTBS系日曜劇場の『日本沈没』で居酒屋店員として出演し、〈こんな子がいたら通うかも〉などと乃木坂メンバーの区別もつかないオジサン層からも支持されました。そのうえ扱うのがプラモデル、初回には『機動戦士ガンダム』の“量産型ザク”も登場と、40代後半から60代前半でネットも使いこなせて、好きなものには惜しみなく時間もお金も投入できる層には、いろんな意味で響きそうなドラマですね」
■テレ東の狙いは的中する?
“量産型女子”のヒロインを演じる与田やプラモ作りの場面のアップ、それを指導する店主(田中要次=58)の語り口なんかは“タミヤ”や“ガンプラ”なんかに夢中になったオジサン心に、いかにも刺さりそうだ。
「昨夏のテレ東系深夜ドラマ『八月は夜のバッティングセンターで。』も手がけた畑中翔太さんの原案・企画。“分かる層には深く刺さる”作りになっていくと思いますよ」(亀井徳明氏)
マクドナルドに“シャア専用”メニューが登場したように、「ガンダム世代」は各方面から思いきりターゲットにされているようでテレ東系深夜のオジサン狙いもズバッと的中する?