綾野剛「オールドルーキー」視聴率2ケタ維持でもホッとできないアンチの存在
■ガーシー砲の影響は?
「暴露系YouTuberのガーシーこと東谷義和さんから、綾野さんの“未成年飲酒疑惑”などを告発され、初回を放送するまではどうなることかと思っていましたが、放送後は綾野さんの熱演に好意的なコメントが多かった。役者自身に演技力さえあれば、多少の雑音はねじ伏せられるんだとホッとしました」(制作会社スタッフ)
来週10日は参院選の投開票日。それもあって初回は6月26日と通常より“フライングスタート”になったようで、「いろんな悪条件をひっくるめて2ケタで数字を落とさなかったら合格点でしょう」と前出の制作会社スタッフは胸を張る。
「『オールドルーキー』はテレビ局が重視するコア視聴率(13~49歳の個人視聴率)や、TVerのお気に入り登録者数の滑り出しもまずまず。それで気を良くしている関係者もいますが」と、あるテレビ誌ライターはそう前置きしながら、こう続ける。
「前期の日曜劇場『マイファミリー』の最終回は世帯16.4%。まだその余韻が残っているフライングスタートで、とりあえず初回の“ご祝儀”で見てみるかという視聴者がいたにもかかわらず、『オールドルーキー』は『マイファミリー』の初回(12.6%)と比べて1.4ポイントも数字を落として、そこから上げられなかったともいえます。綾野さんの疑惑の真偽は別として、批判的な“声なきアンチ”が一定数は存在している。無事に数字を維持できたことばかりに気を取られていると、参院選を挟んで以降の数字が動く可能性はあるように思いますね」
ホッとするにはまだまだ早いということか。